どもっ!!秋葉原店SVのたっくんです!
絶望的なドカ盛り料理。
この後、さらにマグロステーキ3切れがくる事も知らず…
そうここは…ロサンゼルス!
Ultimate Earsの本社ラボ視察にきています!
さて、3回目の今回はUEラボ視察編。
早速いってみよう!
Ultimate Earsアーバインラボ。
ここではUEカスタムIEMの全行程を行っている、UEの技術の核心です。
今回は特別にラボ内と制作行程を撮影、公開する事に許可を頂きました!
このように記事で紹介されるのは本邦初公開です!スクープや!
では早速、制作行程を追っていきましょう!
まずはインプレッションのチェック。
耳の外に出る部分など、不要な部分を削ぎ落とし、液剤の中に入れます。
インプレッションを液剤でコーティングします。
コーティング後、インプレッションから、ユーザーの耳の形のメス型を作ります。
シリコンを流し込み作られるメス型は、UEのラボに保管されます。
メス型保管庫。
インプレッションでは時間が経つと縮んでいってしまいますが、シリコン製のメス型は縮まないそうです。
ここには数えきれない程のメス型が保管されていました。
先ほどのメス型とは別に、今度は製作用のメス型を作ります。
パテ等を使い、インプレッションの削れている部分などを補修します。
耳穴内部の固定用に、リング状にシェルを盛ります。
さらにそこから、インプレッション全体に先ほどの液剤をコーティングし、製作用のメス型を作ります。
続いてはシェルの作成です。
UEでは非常に多くのカラーを取り扱っています。
先ほど作った製作用のメス型に、カラー別の液剤を流し込みます。
グレーの液剤を溢れる位にメス型に流し込みます。
圧をかけ隅々までシェルになる液剤を行き渡らせ、硬化させます。
クリアのシェル。
※行程ごとに、そこで作成していたモノを撮影しています。全行程で撮影しているものは同一のではありません。
ここからバリをとり、コネクタが固定できる様な切れ込みを入れ、フェイスプレートの作成をします。
フェイスプレートは、シェルの上部を厚さ数mmのリング状に切り取り、それを型にして作成されます。
メス型の中に密着してリングになっている部分がお分かりいただけるでしょうか?
これが無いと、遮音性は低く耳から外れやすいカスタムIEMになってしまいます。
このリングはカスタムIEMメーカーごとに場所や厚みが違います。
こうしてシェルは完成です。
ということで、UEラボ視察編Vol.1はここまで!
次回はいよいよドライバーユユニットの制作から、完成までをレポートします!
お楽しみに!
以上、たっくんでした!
PS.英語で説明されていたので、翻訳間違えてたらごめんなさい(^^;
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